この記事で最初に伝えたいのは、たった1つのことです。ストレッチャーが必要と分かったら、他の何よりも先に、事業所探しを始めてください。
ストレッチャー対応の介護タクシーは、車両・機器・複数人の人員体制が必要なため、対応できる事業所の数が、車椅子対応の事業所に比べてかなり限られます。「必要になってから探す」のでは、間に合わないことが珍しくありません。
ストレッチャーが必要になる代表的な場面は次のとおりです。
- 退院・転院で、座位を保てない状態の移動
- 病状により、横になったままでないと移動できない場合
- 長時間の移動で、座位を保つことが体への負担になる場合
この記事では、なぜ「早さ」が重要なのか、対応事業所を見つける具体的な方法、そして予約時に確認すべき項目を、順番に説明します。退院・転院での使い方の詳細は、目的別の個別ガイド(関連ガイド)もあわせてご覧ください。
「今すぐ必要というわけではないが、いずれ必要になりそうだ」という段階でも、動き出して問題ありません。むしろ、その段階からの相談が、当日の混乱を防ぐ最善の備えになります。
地域によって対応事業所の数に大きな差があるため、「うちの地域には多そうだから大丈夫」と油断せず、どの地域でも早めの行動を基本にしてください。

